photo by Instagram
記憶に新しいところでは 『京都議定書』が採択されたここ、国立京都国際会館。
フォーマルな会議場、そしてラウンジはインフォーマルな会議、会談、交流が行われる広場の様な空間として 建築家 大谷幸夫氏はこのラウンジをデザインしたという。
重要な会議の合間の コーヒーを飲みながらの交流が 会議を成功に導く大切な要素の1つだということが理解出来ることばだ。
コンクリートの直線的かつ斬新で現代的な建築物のインサイドは 京都の文化を思わせる 苔色の絨毯に紫や朱色を施した木製、布張りの椅子が組み合わせのできる形状で配置してある。
大谷氏からの依頼で 剣持勇氏が家具をデザインしたのだそう。
先にいったとおり、「会議は公式に行われるが、非公式にはラウンジで行われる」ということから’離れていても集まってもいる’機能をもたせたというこの椅子。
暖かさとジャパニーズモダンなこのラウンジは 同じ時代に生まれた私に 懐かしさと新鮮さをもたらす素晴らしい空間として印象深く心に残ったのです。
RSS feed for comments on this post. / TrackBack URI